さかぐちブログ
2019年5月 4日 土曜日
遺言のきっかけ
自分が関与させて頂いた遺言では、やはり意思能力がやや衰えてきて、周囲の人が遺言を勧めたという場合が多かったように思います 意思能力が失われてしまえば、もう遺言は出来ませんから、それに至る直前のタイミングが最後のチャンスなのでしょう 元気なうちは、なかなか遺言などする気にはなれないものです 相談の場面で、もし遺言がしてあったらと思ったことは何回もあります 子供のない夫婦の夫が亡くなり、兄弟姉妹に4分の1の相続分が行ってしまうことになってしまった訳です また兄弟姉妹の人数が多く、しかもさきに死亡している人もいて、さらにその子に代襲相続され、預金の解約で銀行から相続人全員の印鑑を求められ、大変苦労した記憶があります やはり、必要な人には遺言をお忘れなくと言いたいです