さかぐちブログ
2023年2月 2日 木曜日
家賃延滞
家賃を滞納していて、なかなかその遅れを解消することが出来ずにいたところ、契約解除の通知の電話があったが、何とかならないかという相談はよくあります。例えば2ヶ月分の遅れがあり、給料が入るごとに支払いはしているが、遅れを解消する事はなく、時間が経ってしまっていて、解除を言われなかったので安心していたところ、契約解除を通告されたというケースです。建物賃貸借契約においては、契約書の記載に規律されるので、原則として約定に従います。殆どの契約書には、1回でも約定支払日に遅れた場合には、貸主は解除を出来ると規定されています。私的自治の世界です。従って借主は退去することになります。延滞がいつまでも解消できない状態とは、家賃に比べて収入が足りていないことを示しています。